隣の肉便器さん(期間限定ver) 40
前回はこちらへ 「重大な話です」 よくない予感しかない。なにをいまさら重大って。重大の中でも最上位の重大なのか。それとも、それほどではないけど平常時なら重大なのか。 「わかりました。508でやりましょう」 「ダメです。いますぐ館川さんと話がしたい。そうしなければ、これはホントに大変な問題になりますよ」 絶対にここに入れてはいけない。そうは思うのだが……。 「五分、お待ちください」 「なんで!」 やましいことをしてるんじゃないか。508のヤツは509の奥さんとなにかやってるんじゃないか。刑事の勘がなくても邪推する。 しかも、相手はホンモノの元刑事。 それがエントランスではなく、すぐドアの向こうにいる。 無視して、急いでナポリンから針を抜いていく。血はあまり出ない。焼けているからだろうか。 痛いらしく、彼女は暴れている。 「ええい、もう!」 面倒になって自分で輪ゴムを引きちぎり、クリトリスを解放。彼女の拘束も解く。 「ど、どうしたんですか」 「金井さん、元刑事がドアの向こうにいて、どうしてもここで話がしたいそうです」 泣きじゃくってどろどろのナポリン。目がとろんとしている。それでも「わかりました」と言い、「窓を開けてください」と。 僕は窓を開けてこもった焦げ臭いニオイを外に出す。換気扇もかける。 「でも、これは?」 「そのままでいいです」 居間にパイプが縦横にある風景。どう見ても普通ではない。 「道具だけ、あそこに」 クローゼットにたこ焼きセットなどを慌ててしまう。 「あつっ!」 自分で自分の手を刺す。まだ熱い。そして痛い。 この何倍も彼女は……。 よく平気でいられるなあ。 お尻や顔を拭ったタオルや猿ぐつわやマスクなどベトベトになっているものは、風呂場に入れたようだ。 慌ててワンピースを着て、髪をとかしている。どう見ても、僕となにか、よからぬことをしていたようにしか見えない。 あ、でも大丈夫だ。僕の服装はまったく乱れていない。幸いにも。 バスタオルで彼女は床の潮吹き跡を拭う。 鏡の前で僕も髪を整えた。 「どうぞ」 ナポリンってすごい。笑顔で金井を迎え入れた。 「お邪魔します」 ドカドカと金井は入って来た。その物腰は現場に踏み込む刑事そのもの。 ダイニングのテーブル。冷蔵庫からペットボトルのお茶を出し、いろいろと体は痛そうだけど、ときどき顔をしかめながらもナポリンは金井に勧める。それは憔悴しきった妻に、見えなくもない。 「おかまいなく」 「いったい、どうしたんですか」 思わず僕も参加。 「三橋さんに立ち会っていただきましょう」と金井はもったいぶっている。 早くしてほしい。 「お座りください」 立ったままのナポリン。 「は、はい……」 お尻をいじめたばかり。座れるのだろうか? ゆっくり、慎重に座る。表情が歪む。それを金井は見逃さない。 「大変なご事情であることは承知していますが、由々しきことを聞き及びましてね」 さっきはこちらの味方になってくれていたはずの金井が、またしても手強い敵になっている。なぜだ! 「館川さんは、こちらに引っ越してくる前にどちらにお住まいでした?」 「ええっと。麻布の○○マンションです」 おおっ、それはかなりの高級マンションとして知られている。憧れの対象。芸能人御用達。 「どうして、こちらに?」 「このあたりが住みやすいかなと思ったからです」 それはそうだ。向こうはアッパー中のアッパー。こっちは下町。焼き鳥が一本百円以下で売られている。しかも鶏肉かどうかわからない。比内地鶏しか売られていないような地域とは違う。炭も備長炭。しかもホンモノの備長炭だろう。 「○○マンションでなにかありましたか?」 「なにか?」 「住人の方たちとの間とか、近隣の人たちとの間で……」 ナポリンは黙って、それから僕を潤んだ瞳でじっと見つめた。 なんにも知らない僕。アドバイスのしようがない。前のマンションでなにかあったの? やらかしたの? 「念のため館川修さんのお仕事を調べさせていただきました」 金井の口調は取り調べの刑事そのものだ。 「貿易関係など手広くやられていて、○○マンションにふさわしい収入であることはわかりました。でも、だったらなぜこっちに? するとですね……」 「ごめんなさい!」 ナポリンはいきなりテーブルに額を擦りつけるほど頭を下げた。 「私に謝られても……」 「ここではしませんから!」 今度は金井が僕をじっと見る。 「実はですね。館川奈穗美さんは逮捕歴があります。書類送検されています。公然わいせつ罪、迷惑条例違反などです」 「もうしませんから!」 「何人かの住人の方から、うかがいました。あなたは破廉恥な行為をマンションの敷地内であるとか近隣でしているところを目撃されて通報されていたのです。何度か現行犯で逮捕され、最初は説諭だったようですが、回数が重なって書類送検までいったんでしたね?」 あり得るな、としか思わなかった。ナポリンならやりかねない。 ★Mの双眸★ kindle版はこちらへ DLサイトはこちらへ FANZA(DMM)版はこちらへ ぼくの姉・紗椰が結婚した。異常な同居がはじまった。姉は父と夫に責められる共有マゾ奴隷。しかもぼくの性処理もしてくれる。ぼくは姉の友人・咲恵に目をつける。彼女も人妻だ。咲恵はどんどん魅力的になっていく。彼女のマゾの眼差しがぼくを狂わせる。 ★乱舞★ DMM.R18版はこちらへ DLサイトはこちらへ アマゾンkindleはこちらへ その恋は危険な世界への扉だった……。勤務先のエレベーターで見初めた彼女は、とあるバーでアルバイトをしていた。彼女を雇うことにし、同時にオフィスでの調教をはじめる。自分の求めた女なのかを確かめるように、過酷な責めを課していく。やがて取引先の接待要員に使うことに。果たしてSMと純愛は両立するのか。 今日のSMシーン アマリリス 第一章 犯●れた麗女の肛門兎美かれん2,680円 |