グランドSM(期間限定ver) 56
前回はこちらへ 私も比べてみて、貴子は抜群の名器だと確信せざるを得なかった。 ただ経験の浅い真津美、若い久美はまた違う味があり、興奮は続く。 結局、久美に放出する。 「久美ちゃんの勝ちだね」 坂田も久美に出した。 奴隷たちを放り出して、私たちは飲食をし、談笑する。タバコを吸いに屋上に行く者もいる。みな、裸のままうろうろしていて、それが仮にもオフィスなのでなんだか奇妙だ。 三匹の陰部はぱっくりと奥まで蛍光灯に照らされてテラテラと光り、自分たちがあふれさせた淫汁を滴らせ、赤く充血している。そうした場面を撮影するマニアもいて、本格的な機材で時間をかけて撮影している。 会として公式の記録は残さないが、顔と場所を特定できない範囲での会員による撮影は許されている。それがときどき、匿名のSNSに出ることもある。ただ、よくわからないのであまり話題にはならない。 さらに「まん拓」趣味の者もいる。蛍光性のある塗料を塗り、紙を押しつけて型取りする。その塗料をきれいに拭き取ってから、大型の水筒ほどもある装置を持って来る。 「これね、最近、クラウドファンディングで買った3Dスキャナなんですよ」とうれしそうに言いながら、性器をスキャンする。 「だったら、マン拓なんて面倒なことしなくていいじゃないですか」と会員が言う。 「いえいえ、それはそれ、これはこれ。味があってそのまま観賞に耐えるのはなんといってもまん拓。3Dは、データとして保存できるので、コレクションとしては便利なんですよ」 ○○さんのパソコンは墓場まで持っていくつもりだな、と誰かが笑う。 「なんだかんだ、この三つを含めて百二十人ぐらいになったかな。こんな淫らな姿は珍しいけど……」 その男が女にこういう趣味を持ちかけるところを想像すると、クスッと笑えてしまう。 私としても他人の趣味を笑うなんてことはできないのだが。 「とくに久美ちゃんのは貴重だね。これからもっと熟すまで、ぜんぶ残したらいいよ」 会員の声に、彼もご満悦だ。 お互いに相手の趣味を尊重している。実践派もいれば、記録派もいるのだ。乗り鉄や撮り鉄を思わせる。 私もこと妻に限っては、いろいろな記録を残しているが、そこまで熱中できたわけではなかった。 久美について虎穴会の人たちに記録を残してもらえるのなら、それもまたよしという気になっていた。 ただし、真津美はともかく、久美はまだ不妊手術を受けさせるような年齢ではない。虎穴会の永久奴隷になるかどうかは、いまの私には決められない。 「次はこれを使いませんか」 会員がバッグを持ってくる。その中には、複数のホースが絡まったような器具が入っていた。 「その前に、縛りを変えましょう」 本山らは、てきぱきと奴隷から縄を解いていく。 痛みと疲労で怠くなっている三匹。ぐったりと倒れ込んでいる。 鼻フックと鼻栓を自分たちで外している姿は哀れだ。 貴子が真津美と久美に水のボトルを渡す。そして、水をゴクゴク飲んでいる久美の背中に抱きついた。 「ごめんね」 貴子はそう囁いてる。 「謝ること、ないから」 久美はキツイ口調で貴子から逃れる。 「自分で選んだだけ」 「そんな……」 久美の選択肢はわずかしかなかった。選択肢を増やすことも教育なら、狭めるのも教育だ。久美は狭めていったのだ。 「貴子さん」と真津美が、これ以上はやめた方が良いと割って入る。 「虎穴会に参加するからには」と本山が三匹に告げる。「親子だとか姉妹だとか友達といった人間的な関係性はすべて忘れることだ」 ただの牝になりきる。そんな苛酷な決断を下せるものだろうか。 その間に、床には長いホースとそれを接続する装置がセットされていく。 ホースの尖端には空気ポンプで膨らむ部分のついたノズルに加えて、小さなハンドルが見える。ノズルはいかにもいやらしい男性器を模した形だ。 貴子たちは、それに見入ってしまう。 自分の体に使われるものだから。 透明なホースは装置につながっている。装置は電子レンジほどの大きさで、いくつかのスイッチとランプがついている。ホースの取り付け口は六つあるのだが、今回はそのうちの三つを使う。使わない取り付け口は金属の蓋で密封されている。 その機械でもっとも奇妙なのは、最後に機械の上に取り付けたパーツだ。サラダボウルのような大きな容器。不格好なジューサーのようでもある。 「永久機関のように、永久的に奴隷を苦しめる装置ですよ」とその男はうそぶく。 それにふさわしい姿に奴隷たちを拘束する。 本山は会員の手を借りて、三匹を異様な形に縛った。 それはスカイダイビングの競技で三者が空中で出会って顔をつきあわせて手をつなぐ形に似ている。 「フォーメーションスカイダイビングってやつですね」と本山。 腕と腕を三者で重ねて縛っているので、隣りの人の動きはそのまま伝わる。 顎に革のストラップをつけて顔がお互いの正面を向くようにした。 足はやや開脚で、膝を曲げている。この状態でオフィスの宙に浮いているのだ。 「こいつをつけます」 会員は淡々とホースの尖端にある男根型のノズルを三匹の尻に差し込んでいく。 「ううう」 「ああっ、お尻……」 「つらい」 姿勢も拘束もつらいだろうが、肛門をいじられるのもつらいのだろう。貴子はやすやすと飲み込むが、真津美は辛そうだ。久美はくすぐったそうにして、開発中のアヌスの感触に魅了されている。 「ここに浣腸液を入れます」 ジューサーのように上に膨らんだ部分にグリセリンと水を注ぎ込む。 「三リットルです」 ★妹は鬼●系R★ Kindle版はこちらへ DMM.R18版はこちらへ DLサイト版はこちらへ前作「妹は鬼●系」で、トーメンターのマイア様に心酔したケイ。新しい「おにいちゃん」を手に入れたケイは、少しずつ「ぼく」を引きずり込み、逃げられない状態へ。「トーメンター」を目指す! ★妹は鬼●系★ Kindle版はこちらへ DMM.R18版はこちらへ DLサイト版はこちらへ 義理の妹に調教される兄「ぼく」。義妹のケイに、さらに義母に調教される。男の娘として男性たちのオモチャに、トーチャー・クラブの生け贄として拷問へとエスカレートしていく。コメディ要素あり。 今日のSMシーン 人間卒業記念。肛門次元が歪む程の串刺しアナルブートキャンプ 天晴乃愛天晴乃愛3,586円 |